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 施設名  奥蓼科温泉 渋御殿湯-
 住所-  長野県茅野市奥蓼科温泉
-  0266-67-2733
 Website  オフィシャルサイト-
 利用日  2007年4月16日-

 外来入浴時間
 10:00〜15:00-
 料金  800円-
 定休日  不明-


武田信玄秘蔵の霊湯として兵士の傷病を癒し、後に 諏訪の歴代の殿様に親しまれたことから御殿湯の

名が付く温泉で、麦草峠と尾根を一つ隔てた1880メートルの高所にある 秘湯の趣がある宿です。

北八ヶ岳の登山口でもあり 付近に登山者用の駐車場があることから 登山者の利用も多いようです。


(アクセス)

中央道の諏訪インターを出たら国道20号線から152号線に入り、「堀」の信号から右折して191号線で

奥蓼科温泉郷を目指して走ると 終点にあります。


(全画面で表示)
※ 上の地図が動作しない場合は 右のMapionの地図で見てください。

     
 ______(渋御殿湯)________________(渋御殿湯のバス停)

時期的に登山者の姿はなく、時折 粉雪が舞う天気のために観光客もいなくて 貸し切りの状態でした。

渋御殿湯を紹介したサイトのほとんどが 古びた浴室の画像ばかりなので、山奥の秘湯をイメージして

いましたが、62年に増築された新館のフロントは 普通の旅館と変わりませんでした。

 (新館ロビー)


     
________(フロント)________________(ロビーにあった剥製)

渋御殿湯の目玉は 東の湯にある足元湧出の渋長寿湯ですが、そちらは宿泊者と部屋休憩(2千円)の

人に限られていて、日帰り入浴では利用できませんでした。

 (浴室に向かう長い廊下)

脱衣所は 木枠の脱衣棚があるだけの簡素な作りで、壁に 簡単な浴槽の配置と説明を記した紙が

ありました。

 (脱衣所、左が浴室の入り口)

木造りの浴室は 天気のせいもあって薄暗く、いかにも秘湯の温泉といった感じでした。

※ 洗い場に用意されているのはボディーソープと固形石鹸だけで、シャンプーやリンスはありません。

 (洗い場)

源泉は冷泉なので、加熱湯で充分に温まってから源泉槽に入るのですが、大きい加熱湯の浴槽には

保温の為のフタがしてあったので、入浴に必要な分だけ板をはずして入浴しました。

※ 脱衣所にあった紙には、加温湯の所に 天然水・加温・循環ろ過・泉温42°と書かれていました。

     
____(フタをした状態の加熱湯)_____________(フタを取った状態)

源泉槽は 2人が入ると窮屈感を感じる大きさで、湯口から出ている源泉の量も少なかった。

源泉は水温に近い温度でしたが、一度 肩まで浸かれば しばらく耐えられました。

※ 温泉は透き通っていますが、浴槽の底に沈殿した湯の花をかき回すと 一瞬で白濁になります。

 (渋御殿湯の源泉浴槽)

温泉はかなりの強酸性で 口にするとレモネードのような酸っぱさでした。

※ 女性の浴室は、壁を挟んで対称の造りになっていました。

     
______(女性の洗い場)________________(同じく源泉槽)

この後、渋辰野館明治温泉に入りました。




渋御殿湯の奥にある石段の上に 温泉神社がありました。

 (温泉神社)

明治温泉の下には、東山魁夷の「緑響く」のモデルといわれる御射鹿池(みしゃかいけ)があります。

 (霧の御射鹿池)



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